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今年度開催された17歳以下の国内ランキングを決める大会で、常に上位の成績を収めた大岡詩苑さん(新宮中学校3年)が、日本フェンシング協会のランキングで年間3位の成績を収め、世界大会への出場を決めました。
大岡さんは3月2日から開催されたアジア大会にも出場。個人では日本人最高位となる6位の成績を収めています。そして今回、4月1日からブルガリア共和国で開催される「2023世界ジュニア・カデ・フェンシング選手権ブルガリア大会」に、女子サーブルの日本代表として出場します。
3月20日(月曜日)には篠原市長を表敬訪問し、アジア大会の結果と世界大会への意気込みを、次のように話してくれました。
「アジア大会では世界の広さを知ることができました。会場の雰囲気にのまれる場面もありましたが、対策をしっかりと立てて世界大会に臨み、上位を狙いたいと思います。」
篠原市長は、
「中学時代に世界を知れるということはとても貴重な経験です。一人でも多くの人とコミュニケーションをとって、世界を楽しんできてください。」
と激励しました。
続いて東教育長は
「世界大会に高校進学、これからさらにレベルの高いところで磨かれていくと思いますが、体に気を付けて頑張ってください。」
と激励しました。
この春、小学4年から6年間通った新宮小・中学校を卒業し、県内の強豪校へ進学する大岡さん。小・中学校生活を振り返って、
「地域との交流や異学年での活動など、小規模校ならではの楽しさがありました。学校には楽しい思い出と感謝しかありません。4月からは親元を離れ寮生活が始まりますが、レベルの高い環境に身を置けることが、今から楽しみです」
と、高校生活への期待を含めて話してくれました。