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本戦まであと100日となる4月14日(金曜日)、第16回書道パフォーマンス甲子園のキービジュアルポスターが発表されました。
このキービジュアルは、今大会のキャッチコピーである「はじける我らの『書道愛』」をテーマに、初めて全国の高校から公募。40名の高校生企画員による投票で、本庄東高等学校2年の田中尊(たける)さんの作品が大賞に選ばれました。
「大賞受賞の通知を見たとき、家で飛び跳ねてしまうくらい嬉しかった」という田中さん。オンラインで参加した表彰式で、受賞した作品について次のように話してくれました。
「大きな紙に文字や絵を一心不乱に描く様子は、何度見ても美しく躍動感に溢れています。書道愛を思いきりはじけさせてほしいという思いを込めて、明るく、動きのある絵に仕上げました。また、描いた選手の後ろ姿には、支えてくれた家族や先生、仲間など色んな人達の想いを「背負う」という意味を込めました。」
幼少期からずっと絵を書くことが好きで、自身の絵について「気持ちの奥底にある自分の好きなもの、好きなことなどをより沢山の人に様々な角度から共感してもらうために描いている」と話す田中さん。
今回の受賞は、今後自己表現をしていく上で大きな自信になると話してくれました。
「良いなと思いました。」
キービジュアルについてそう話すのは、高校生企画員として選考に参加し、また今回の大会キャッチコピーを考えた一人でもある、土居高校3年の井原彩馨(あやか)さん。
一番に田中さんの作品の「美しさ」に魅かれたと言います。そして、自分たちの考えたキャッチコピーを作者がちゃんと受けて止めてくれていることが、デザインからはっきりと伝わってきたそうです。
今後の活動について井原さんは、
「InstagramなどのSNSはもちろん、イベントなどでこのキービジュアルを使い、「書道パフォーマンス甲子園」を伝えていきたいです。そして今年でも来年でも良いので、一度大会を見に来てもらいたいです。」と話しました。