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8月12日土曜日、本市出身で絵本作家・翻訳家・詩人の石津ちひろさんらによるトークイベントが、しこちゅ〜ホールで開催されました。
テーマは「表現活動を通じて、子どもの言葉の力をどう育てていくか」。
絵本の読み聞かせについて石津さんは、「自分が楽しいと思う本を選んで、そのワクワクを子どもに伝えてください。時には絵本の一節を繰り返すなどして、子どもとコミュニケーションをとると、自然に言葉の楽しさが伝わります。そして本を好きになってくれるはずです」と話していました。
また、「子どもにクリエイティブなことをして欲しいと思うが、子どもの興味がYouTubeやTikTokに行ってしまうのでどうすればいいか」と話す観客に石津さんは、「身近な人がクリエイティブなことを楽しんでいるところを、子どもに見せてください。そうするときっと興味を持ってくれるはずです」とアドバイスしていました。
本市では今年度から「プレアート体験事業」を実施します。これからの時代を駆け抜ける子どもたちに必要な力を育むために「アート×教育×あそび」というテーマで事業を展開していきます。