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9月3日日曜日、長津小学校を主会場として行われた四国中央市防災訓練には、地元自主防災組織や自治会、消防団、市民など約200人が参加しました。
南海トラフを震源とする震度7の地震が発生したことを想定した今回の訓練。
午前8時に地震の発生を知らせる放送があると、それぞれが自宅や職場などで頭を守るなどの安全確保行動を1分間とった後、指定緊急避難場所である長津小学校の運動場に避難しました。
避難所では、自主防災組織などにより構成された11の班が、避難者を誘導したり非常用電源やマンホールトイレを設置したりして、避難所の設営と運営を実際に行いました。
また運動場や体育館には、災害や防災に関する体験・学習コーナーが設置され、参加者たちは、過去の災害の映像や写真に今日の訓練を重ねていました。
今回の訓練を振り返って、市防災まちづくり推進課の石川敦課長は、
「今回の訓練は、地元の自主防災会が中心となって避難所設営訓練を行いました。これらの経験を活かし、災害時には地域住民が一丸となって、円滑な避難所運営ができるよう、今後も引き続き訓練を重ねていただきたい。」
と、話しました。