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11月26日日曜日、三島東中学校で福岡第一高等学校男子バスケットボール部井手口孝監督と選手8人を招いた「スキルアップクリニック」が開催されました。
市バスケットボールスクールが企画した今回のクリニックには、市内の中高バスケットボール部員100人が参加。全国レベルの技術を間近で体感しました。
インターハイやウインターカップでの全国制覇8回を数える同高校は、日本を代表する選手を多数輩出する高校バスケットボール屈指の強豪校です。冬の全国大会ウインターカップを1か月後に控える中で、その技術を本市の子どもたちに伝えてくれました。
今回のテーマは「日本一のディフェンスを学ぶ」。
井手口監督の指示で、選手8人が動き方を見せると、イメージを掴んだ生徒たちは、助言を受けながら懸命に取り組みました。
また、対戦形式で得点を競うなどして、参加者は日本一のプレーを肌で感じていました。
イベントを終え、参加者は一様に晴れやかな表情。脇悠(わきゆうと・川之江北中2年)さんは「苦手なディフェンスも楽しくできました。チームでこの経験を生かして勝ちに繋げたいです」と全国レベルの練習に刺激を受けた様子でした。
井手口監督は「共に頑張る仲間たちは一生の財産。これからもバスケを続け、ずっと携わってほしい。そしていつの日か対戦したい。そして、日々バスケットボールの魅力を感じ、伝える存在になってほしい」と話しました。
技術を学び競技を見つめ直す貴重な機会となった今回のクリニック。この経験が、地域全体のさらなる技術向上につながることが期待されます。