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本市の市民生活と産業を支える水瓶の一つである柳瀬ダム(金砂町小川山)は、今年で70周年を迎えます。これを記念して吉野川ダム統合管理事務所と市水道局が「水利用を知る見学会」を開催。3月7日には、関川小学校の3・4年生が、ダムや発電所、浄水場、そして大王製紙川之江工場を見学しました。
児童たちはまず、柳瀬ダムでまちへ続く水の流れやダムの仕組みを学びました。屋外では、巨大なダムを前に目を見張る姿が見られました。
続く銅山川発電所と中田井浄水場で、水の供給落差を利用した発電設備や家庭で使う水道水ができるまでの過程を学習。大王製紙での工場見学では、水と紙製品のつながりや紙製造に欠かせない水の大切さを実感しました。
3年の曽我部蘭(そがべらん)さんは見学を終え「紙を作った水も再利用できることに驚いた。これまで水をすぐに捨てていたけど、洗濯にも再利用して生活で工夫したい」と思いを新たにしました。
身近な水を深く知ることで、見つけた多くの発見。水のありがたさと紙の魅力を改めて実感する1日となりました。