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「歴史を紐解く音が聞こえる」東宮山古墳展で記念講演会

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記事ID:0046270 更新日:2024年10月26日更新

「」東宮山古墳展

古墳時代後期に築造され、木梨軽皇子(第19代允恭天皇皇子)の墓とされる妻鳥陵墓参考地・「東宮山古墳」の特別展が10月1日から12月8日までの間、歴史考古博物館-高原ミュージアム-で開催されています。

今回の特別展では、宮内庁が所蔵している東宮山古墳の副葬品240点が展示され、初めて一般公開されるものあって郷土の歴史愛好家たちも注目の展示会となっています。

10月26日土曜日は、今回初公開となった資料を発見した2人の記念講演会があり、最初に登壇した県歴史文化博物館の冨田尚夫氏は、約20年前に、「公文書」を偶然発見し、それから東宮山古墳が「陵墓参考地」に定められた経緯や手続きを説明。「参考地指定の歴史は、東宮山古墳を後世に残したいという、地元の住民による熱心な活動の歴史だ」と語られました。

東宮山古墳展

 

続いて、宮内庁書陵部陵墓課の土屋隆史氏が登壇し、自身の専門である「金属」の観点から東宮山古墳に納められていた副葬品のルーツや時代背景を解説し、出土地が不明瞭だった金属製品の細片が、東宮山古墳の出土品と接合した驚きの事実も説明しました。

東宮山古墳展

 

また、特別講演の後には展示物の解説があり、参加者らは歴史を紐解いた2人の解説を熱心に聞いていました。

東宮山古墳展東宮山古墳展