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川之江造機株式会社(篠原貴裕代表取締役社長)と愛媛大学(仁科弘重学長)は、技術的に難しいとされていたセルロースナノファイバー連続脱水シート化装置を産学連携で開発し、その革新的で経済性に優れた機械工業技術が認められ、一般財団法人機械振興協会から機械振興協会会長賞が贈られました。
4月3日木曜日、篠原市長を表敬訪問した篠原社長と愛媛大学紙産業イノベーションセンターの内村浩美センター長は、受賞の喜びや今後の展望を次のように話しました。
川之江造機株式会社 篠原貴裕代表取締役社長
「夢のある開発に携わり、その取り組みを評価いただき表彰を賜ったことを大変光栄に思います。変化の激しい時代の中、自社だけでは難しい課題も多くありますが、産学官の連携や他社との協業など、外部の力をうまく取り入れながら、イノベーションや新たな成長につなげていきます」
愛媛大学紙産業イノベーションセンター 内村浩美センター長
「川之江造機との共同研究により、このような名誉ある賞をいただけたことを大変ありがたく思います。今後も地元企業を始め、四国中央市や愛媛県と連携し、産官学一体となって、日本のみならず世界初となる技術や製品開発を目指します」
今後も、日本一の紙のまちの技術力が産学官の連携で更なるイノベーションや地域産業の発展につながるものと期待されます。