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大王製紙株式会社(若林頼房代表取締役社長)が継続的に自然環境の保全に取り組んできた上柏町の横岡山社有地(0.95ha)が、生物多様性が保全されている区域として評価され、環境省から「自然共生サイト」に認定されました。
この社有地は、アラカシ、コナラ、ヤブツバキ、サクラ、シュロなど多様な樹種と哺乳類や昆虫類、爬虫類などの生物が多数生息しています。
今回、これらを未来に残すために続けてきた同社の自然保全活動が高く評価され、認定されました。
5月9日金曜日、認定証授与式が市役所であり、出席した棚橋敏勝取締役常務執行役員は、「弊社は地域と共に発展していくという理念のもと企業活動を行っています。今回の認定を機に、更なる自然保護に取り組んでいきたい」と述べ、今後の活動に意欲を示しました。
認定証を授与した環境省の大林圭司四国事務所長は、「四国中央市は素晴らしい自然環境に恵まれています。これからもこの自然が守られていくような社会になっていってほしい」と話しました。
自然共生サイトに認定された区域は、国立公園などの保護地域以外で生物多様性の保全に貢献している区域として、国際データベースにも登録されます。