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10月4日土曜日、震度7の南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練が川之江高校であり、防災に関する知識や技術を深めました。
訓練には、同校の生徒や地域住民など約500人が参加。体育館には避難所体験のブースが設けられ、高校生が避難者の受け付けをし、スマートフォンを使って、避難者の受け入れをしました。


また、テントや簡易ベッドの組み立てにも挑戦し、避難所の設営と運営を体験しました。


このほか、高校生防災士がエコノミークラス症候群を予防する体操などを避難者に教えるなど、避難所生活のアドバイスをしました。


煙の中での避難体験や消火訓練、救命講習なども行われ、参加者は万一に備えて真剣に取り組みました。






大西市長は、「南海トラフ巨大地震はいつ起きても不思議ではありません。地域の住民が日頃からつながり、支え合える関係を築くことが何よりも重要です。命を守れるまちづくりを共に進めていきましょう」と述べ、地域の防災力強化に期待を寄せました。

高校生を中心に地域住民が協力して実施した今回の訓練は、災害への備えを深め、地域の防災力を向上させる機会となりました。