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災害対応ドローンの運用を開始しました。

11 住み続けられるまちづくりを
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記事ID:0036891 更新日:2023年8月11日更新

災害対応ドローンの運用

 四国中央市消防本部では、地震、洪水、土砂災害などの大規模災害発生時に上空からの情報収集活動を行うとともに、通常災害においても、消防職員が立ち入ることが困難な地域や場所の情報収集活動を充実させるため、災害対応ドローンの運用を開始しました。
 今回整備したドローンは、様々な災害に出動し、建物火災や林野火災での延焼状況や残火状況の確認、水難救助、山岳救助、集団救急事故現場での負傷者や事故状況の把握、要救助者の捜索などで威力を発揮します。
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機体の特徴

アームが折り畳み式になっていて、コンパクトに収納ができます。また、素早く展開できるので、災害現場では迅速に離陸することが可能です。

・大きさ   :長さ47cm×幅58.5cm×高さ21.5cm

・重量    :3,770g

・最大離陸重量:3,998g

・最大速度  :約80km/h

・最大風圧抵抗:12m/s

・最大飛行時間:40分

・最大伝送距離:8,000m

・保護等級  :IP55(防塵、防滴仕様)

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        収納時                   展開時

搭載機器の特徴

 ドローンには用途の違うカメラと取り付けられています。また、必要な時にサーチライトやスピーカーを取り付けることができます。

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望遠カメラ

 5~16倍光学ズームと200倍デジタルズームでの撮影が可能です。

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                              ズーム映像

赤外線カメラ

 赤外線カメラは、撮影した画面上で温度測定が可能で、特に火災現場で効果があります。 さらに、目視や撮影画面からは捜索が困難な、山岳救助での捜索などにも活用できます。
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サーチライト・スピーカー

 サーチライトの照射距離は最大100mで、暗所における撮影のほか、活動隊員や要救助者を照射し安全を確保します。
 また、スピーカーの有効放送距離は約200mで、要救助者への声掛けや捜索活動のほか、大規模災害時の避難誘導に活用できます。
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関係資器材

撮影した映像を活用するための資器材になります。

災害現場モニター

 ドローンにより撮影した映像をリアルタイムでモニターに映し、現場最高指揮者が効果的な部隊運用を行います。
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映像伝送

 撮影した映像を消防本部へ伝送することで、災害現場の推移が確認でき、部隊の増隊や関係機関への現場要請の判断が行えます。
 また、大規模災害時には市災害対策本部や県防災部局と伝送を行うことも可能です。

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 高機能消防指令センターの大画面への映像伝送

 

マッピングソフト

 自動飛行による撮影で3D画像やオルソ画像を作成し、焼損面積や距離の計測が行えます。
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操縦者

 ドローン操縦者は、二等無人航空機操縦士(夜間・目視外飛行含む)の資格を取得している消防職員を認定しています。迅速な情報収集のため、日々の飛行訓練で操縦技術向上に努め、現場活動では安全な運航を行います。

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 操縦の様子                双眼鏡による安全管理

今後の災害現場に向けて

 これまでの災害現場で、早期に知ることが出来なかった情報が空中から確認することができるようになりました。地上と空中から素早く情報を収集し、トータル被害の軽減に努められるよう、これから災害対応ドローンを運用してまいります。
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