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土居高等学校の農業選択科目であるアグリカルチャーコースでは、生徒が知識や経験を深めるための実習に取り組んでおり、毎年食育の一環として校舎そばの南農場で小林保育園の園児と田植えや芋掘りを行っています。
6月22日木曜日、小雨の降る中この日を楽しみにやってきた年長と年中の保育園児たち。高校生たちは恐る恐る田んぼへ足を踏み入れる園児の手を引いて、「こけんように気を付けてね」と優しく声をかけながら、モチ米「くれないもち」の苗を少しずつ手渡していました。園児たちは雨と泥に苦戦しながらも、お兄さんたちに教わりながら手際よく植え続け、苗の列を並べました。
田植えを終えた年長の鈴木亜子さんと鈴木真子さんは「2回こけたけど、アメンボも見つけて楽しかった。大きく育って、おいしくなってほしい」と笑顔で話しました。苗は高校生が管理を続け、秋の稲刈り体験で収穫の喜びを分かち合います。