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10月19日木曜日、土居高等学校南農場で、同校と小林保育園による「さつまいも掘り交流体験学習」がありました。
参加したのは、同校アグリカルチャーコースの2年生17人とカルチャーコース(保育基礎)の2年生8人、そして小林保育園の年長児14人です。途中、見学に来た同園の未満児~年中児も加わり、総勢72人でさつまいもを収穫。「こんなに大きいのがとれたよ!」と、まるで宝探しをするような楽しい声が、農園のあちらこちらから聞こえました。
今回収穫したさつまいも「紅はるか」は、夏にみんなで「つるさし」をしたものです。参加した同園年長の高橋侑磨(ゆうま)君は「自分が差したツルが、こんな大きなさつまいもになっていてビックリ。さつまいもはちょっと苦手だけど、頑張って食べてみたい」と話してくれました。
また、夏に続いて侑磨君とペアになり、今回の交流学習のリーダーを務めた同校2年の青野剛士(たけし)君は「侑磨君が自分のことを覚えくれていて嬉しかった。最近雨が降ってなくて今日は土が固かったけど、子どもたちと力を合わせて収穫できてよかった。今年は天候にも恵まれたので、きっと美味しく育っているはず」と話してくれました。
土居高等学校の農業選択科目であるアグリカルチャーコースでは、生徒が知識や経験を深めるための実習に取り組んでおり、毎年食育の一環として小林保育園の園児と田植えや芋掘りを通して交流しています。