本文
平成16年3月に開館した暁雨館は、今年で20周年を迎えました。
4月28日日曜日からは、開館20周年を記念した企画展「収蔵品展 書」が始まりました。
この企画展では、尾藤二洲や近藤篤山など郷土の先人たちの書を紹介。また、硯や墨、筆、和紙など、書に関する貴重な収蔵品約50点を展示しています。
記念すべき20周年のスタートを切る今回の企画展。そのオープニングを飾ったのは、書道家でアーティスト、そして書道パフォーマンス甲子園アンバサダーの青柳美扇さんによる書道パフォーマンスです。
郷土の歴史や文化、自然をたくさんの人に伝え、広めていくという暁雨館の使命を表した「伝承」の二文字を、音楽に乗せてダイナミックに揮毫しました。
作品について青柳さんは
「使命を果たしていくという暁雨館の熱い思いを筆に乗せ、また暁雨館のますますの繁栄、そして50年、100年と末長く続くようにと思いを込めて、力強く書かせていただきました」
と話しました。
「収蔵品展 書」は6月2日まで暁雨館で開催中。5月18日と19日には、学芸員による展示解説があります。ぜひお越しください。