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七夕の7月7日日曜日、新宮町霧の森で七夕ワークショップが行われ、家族連れなど400人近い来場者でにぎわいました。
このイベントは市発足20周年とミツマタが市の花に決まったことを記念し開催。会場の霧の森イベント広場ではミツマタの木でできた七夕飾りが設置されたほか、市内のミツマタを材料とした手漉き和紙体験も開催され、大盛況となりました。
参加者は、赤や青などに染めた手漉き和紙や願いを書いた短冊をミツマタの枝に飾り付け、会場は華やかに彩られました。
中曽根小学校5年の庄司小夏さんは初めての紙漉き体験に「意外と難しかったけど、普段使っている紙の仕組みを体験できて楽しかった」と興味を深めた様子。市外からの来場もあり、松前町から訪れた家族は「夏休みの自由研究では雑草でも紙ができるか試してみたい」と笑顔を見せました。
イベントを企画した地域おこし協力隊の大廣さんは、「市の花ミツマタを通して手漉き和紙や携わる職人の思いなども知ってもらい、これからも魅力を発信していきたい」と話しました。
参加者にとっては、夏休み前の一足早い夏の思い出。ミツマタで紙漉きを楽しみながら、七夕の風情を味わっていました。