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4月26日土曜日、土居町蕪崎で学校給食米田植え体験会があり、児童と保護者など約200人が農業や食の大切さを学びました。
主催者を代表して地産地消推進委員会の合田久(ごうだひさし)会長は、「田植え体験を通じて、食の大切さや農家の皆さんへの感謝の気持ちを感じてもらえたら嬉しいです」と、体験会に込めた思いを話しました。
参加者を代表して寒川小学校6年生の田邊綾音(たなべあやね)さんが、水田を管理する則友祝幸(のりとものりゆき)さんに、「苗の植え方を教わりながら、農業の大変さや食の大切さを学びたいです」と意気込みを伝えました。
参加者は、慣れない田んぼに足を取られながらも、早乙女の衣装の着たJAと市職員や指導者の助言を聞きつつ、一株ずつ丁寧に苗を植えていきました。
田んぼでは「ねちょねちょして気持ちいいね」、「足が抜けなくて進めない」といった親子の楽しそうな声が飛び交いました。
今回植えられた学校給食米(うまそだち)は、8月下旬に開催される収穫祭で子どもたちによって収穫された後、9月頃に給食で提供される予定です。