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事務局でインターン研修!(令和5年8月9日~18日)

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記事ID:0037068 更新日:2023年8月21日更新

1日目(8月9日(水曜日))

今日(8月9日(水曜日))から8月18日(金曜日)まで書道パフォーマンス甲子園振興室でインターンシップ実習をしている大学生の荒井理紗子です。

朝礼では、自己紹介と今回のインターンシップに参加して何を学びたいかを発表しました。早朝から緊張しましたが、四国中央市のことや紙をツールにどのように市の力を発揮されているのかなどを学べるように頑張りたいです。その後は、庁内散策をし、四国中央市の運営について学びました。また書道パフォーマンス甲子園の作品展示もしました。私は小学校四年生から毎年、書道パフォーマンス甲子園を見に行っていて、四国中央市役所に来て作品も見に行ったことがあるのですが、​作品展示の大変さを改めて知りました。そして書道パフォーマンス甲子園の反省会にも参加しました。運営に関することなど、とても細かく反省点を出していることに驚きました。今まで選手として書道パフォーマンス甲子園を目指す側だったけれども、大会の運営にはたくさん職員の方が努力されていることに驚き、だからこそ書道パフォーマンス甲子園が広がってきているのだと思いました。

打ち合わせ

作品展示

 

 

2日目(8月10日(木曜日))

今日は、伊予三島駅に展示されている作品の様子を見に行きました。昨日にかけて天候が悪く、強風だったので作品が無事かどうかが不安でしたが、問題はありませんでした。この写真の作品は川之江高校の書道部さんが書いた作品です。とても素敵な作品なので、ぜひ皆様もご覧ください! 

そして今年、愛媛県松山市で開催される全国大会、俳句甲子園では、昨年の書道パフォーマンス甲子園優勝校の作品を展示することになりました。今日はその作品梱包と発送もしました。書道パフォーマンス甲子園の作品を飾り、書道パフォーマンス甲子園の名がますます広がるよう願いたいです。そして書道パフォーマンス甲子園の作品を見ることで、書道パフォーマンスや書道に興味を持つきっかけになればいいなと思います。改めて、書道パフォーマンス甲子園振興室は大会の運営だけではなく、書道の文化を醸成するためにも色々な活動をされているのだなと思いました。

作品展示

川之江

 

3日目(8月14日(月曜日))

今日は大会ホームページに掲載する写真を選びました。どの写真も素敵な写真で選ぶにとても苦労しました。写真を見ただけでこの大会を知ってもらうようにする様々な工夫がありました。写真を見返すと選手一人ひとりがこの大会に懸けているのだなという気持ちがひしひしと伝わりました。私も高校生の時は、書道パフォーマンス甲子園に選手として目指していたので、その気持ちがとても懐かしく感じました。今年の大会では私はボランティアとして参加しました。もちろんホームページの写真のみでも高校生の熱気を感じられるのですが、実際に会場でみるとより高校生の書道パフォーマンスに懸ける熱い想いを感じるので、ぜひ生で見ていただきたいと思います。

1

 

4日目(8月15日(火曜日))

今日は倉庫に行き、大会で使用したものを片付けました。倉庫に行くと、四国中央市が舞台となった映画、「書道ガールズ‼~わたしたちの甲子園」の広告や実際に劇中で使用していた小道具があり、見させていただきました。私はこの映画がとても大好きで、この映画がきっかけで書道パフォーマンス甲子園を知りました。私が初めてこの映画を見たのは、小学校の頃です。その時に書道部に憧れを抱き、書道パフォーマンス甲子園を目指したいと思うきっかけになりました。今回、いろいろなものを見させていただき、改めて四国中央市が日本一の紙の街であり、紙の存在が身近にあるということを感じました。

この映画は四国中央市が主にロケ地として使われています。私は四国中央市に行くたびに映画のシーンを思い出し、また頑張ろうと思うことができます。そんな素敵な街でもあるので、皆さんも是非四国中央市にお立ち寄りください!

 

かたずけ

冊子

5日目(8月16日(水曜日))

今日は、有高扇山堂さんに見学させていただきました。工房にはたくさんの水引の作品があり、どれもとても素敵な作品でその美しさに感動しました。書道パフォーマンス甲子園では、水引を使用した筆ストラップ、受賞メダルなどたくさん水引が使われています。私の地元の神奈川県には水引専門のお店はなかなかありません。なので水引の作品を生で見る機会があまりないのですが、四国中央市には水引の伝統工芸士さんがたくさんいらっしゃいます。水引のワークショップも行われていると伺いました。書道パフォーマンス甲子園ももちろんですが、水引の存在が身近にあるということも四国中央市の魅力なのだなと思いました。

また今日は書道パフォーマンス用紙の裁断も行いました。私は高校時代、書道部で用紙の裁断もやったことがあるのですが、振興室でされている裁断はとても精密で難しいことを知りました。大会では振興室の方が主に用紙の裁断をされているのですが、その大変さを身に沁みました。改めて大会前の準備は大変ということがわかりました。

 

水引

 

紙

 

6日目(8月17日(木曜日))

今日は、三島高校書道部に見学させていただきました。顧問の先生や部員さんといろいろなお話を伺いました。卒業されたOGの方もいらっしゃって当時の部活の話なども伺いました。三島高校書道部は映画「書道ガールズ‼~わたしたちの甲子園」のモデルになった高校です。そのほかにも漫画「とめはねっ!鈴里高校書道部」にも一部、書道パフォーマンス甲子園の話があり三島高校さんの作品が描かれています。私はこの漫画もとても好きです!漫画の舞台は私の地元湘南でもあるので、読み返すたびに親近感が湧く漫画です。書道のことや書道部での青春が描かれているので、おすすめの漫画です!

四国中央市にはいろんな場所に三島高校書道部、川之江高校書道部さんの作品が飾ってあります。街でのポスターを書いたりなどもして地域に貢献する活動もされています。書道パフォーマンス甲子園の原点でもある紙まつりでは、三島高校、川之江高校さんが書道パフォーマンスの披露もしています。街を歩くと書道の作品を見かけることが多いので、皆様も是非、四国中央市にいらっしゃった時には探してみてください!

 

 

作品展示

1

 

7日目(8月18日(金曜日))

今日はインターン最終日です!最終日なのでインターン研修発表を行いました。今回インターンをして学んだことがたくさんあり、四国中央市ならではの魅力をたくさん感じました。

今までは書道パフォーマンス甲子園を選手として目指していたので、仕事内容は大会の運営が主だと思っていたのですが、大会の運営以外にも新春競書大会などといった紙産業や書道文化の醸成にも携わっていたことが驚きました。新春競書大会では四国中央市の和紙職人の方の和紙を使用したり、書道パフォーマンス甲子園では賞状を和紙職人の方に作って頂いています。このように機械すきの製紙会社の支援のみではなく、和紙の発展にも支援していることがとても良い事業だと感じました。そして書道パフォーマンス甲子園は、四国中央市は紙のまちということを若い世代へ未来へ繋ぐツールとして、書道パフォーマンス甲子園は適していると改めて感じました。

現代は手書き文化が薄れ、SNSが発展し人と顔を見て対話することが少なくなってきている時代です。その中で学生が話し合い、体全体で書道を通し想いを伝える書道パフォーマンスは、心を養う大切なツールであり、さらに注目度が増し、これからも紙のまちとして発展すると感じました。また街中の様々な書道作品を見て、書道は想いを伝えられるツールでもあるということを再確認しました。

今、私は地域のイベントなどで書道パフォーマンスを披露し、書道の魅力を広げる活動をしています。地元に戻って書道パフォーマンス甲子園の話をしたり、水引の髪飾りなどを使いながら、紙のまち四国中央市を広げていきたいと思います。この記事を読んで書道や書道パフォーマンス甲子園に興味を持ってくださる方が増えたら嬉しいです。最後まで読んでいただきどうもありがとうございました!

 

発表