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第17回書道パフォーマンス甲子園特別審査員 EXILE TAKAHIROさんにインタビュー!!

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記事ID:0044147 更新日:2024年8月29日更新

 大会を開催する愛媛県四国中央市が、令和6年度に市発足20周年の節目を迎えました。その節目を祝う特別審査員として、EXILE TAKAHIROさんに参加いただきました。TAKAHIROさんは、トップアーティストとして活躍するだけでなく、書の個展を開催するなど多才に活躍されています。
 演技終了後、TAKAHIROさんにインタビューさせていただきました!

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※ホームページ内にあるすべての写真について転載禁止

審査員を依頼された感想は?

 僕は書家でもないですし、書道が本業でもありません。だから審査員という立ち位置は違うんじゃないかなと思いました。ただ、特別賞(TAKAHIRO賞)という形で参加してほしいとの依頼だったので、その形でよければと参加させていただきました。
 書道は本業ではありませんが、表現者として書を書くときには本気で取り組んでいます。だから皆さんの書道を見られること、プラス、パフォーマンスも見られる。皆さんが3年間一生懸命頑張ってきたもの、6分間に魂を込めてやる!っていう姿を拝見できるのならと、特別審査員として参加させていただきました。皆さんの演技、すごく楽しませていただきました。

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普段から書道をしますか?

 ​​展覧会への出展や命名書き、お店の看板書きなど、定期的に声をかけていただき、書を書かせていただいています。LDHはLDH kitchenという飲食業も行っている事業部があるのですが、そこのお店の看板も僕が書いていて、ファンの方にもそのことを知っていただいています。歌だけではなく、書も僕の一つの武器、コンテンツになっていると思います。

 

選手の演技を観た感想は?

 書道パフォーマンスのことはテレビや映画を通じて知っていました。書道パフォーマンス甲子園があることももちろん知っていましたが、直接見たことはありませんでした。今回お声がけいただき、直接会場でみんなの青春を肌で感じることができて、とても刺激的な時間になりました。みんながこれまでどれだけ頑張ってきたのか…。みんなもインタビューで苦しかった思い出や仲間割れしたことなど、切磋琢磨したことを話していましたね。

 書道はスポーツとは違って、一人で書くという印象が強いと思います。僕自身、子どもの頃から書道をしていますが、書道で青春をするっていうイメージはありませんでした。書道パフォーマンス甲子園という場は、新たな書道の場としてすごく斬新ですよね。書道を通じて、みんなが一生の思い出を作ることができる、すごく良い大会だと思いました。

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 本庄東高校に送ったTAKAHIRO賞。手書きで賞状を書いてほしいと依頼され、ハードルが上がっているぞと感じました(笑)。大会が終わって、ほかの入賞作品を決定している間に、恐縮ながら…僭越ながら書かせていただきました。 

 

特別審査員として参加しての感想は?

 僕が書の参考にさせていただいてる紫舟さん、美扇さんも審査員として参加されている大会で、非常に興奮しました。お二人の書のタイプはちょっと異なりますが、どちらも僕の好きなタイプの書です。僕の中での三大巨頭、武田双雲さん、紫舟さん、青柳美扇さんは好きな書家で、そのうちの2人に同時にお会いできて大変興奮しました。すごく緊張していましたが、隣の席の紫舟さんが気さくに話しかけてくださいました。紫舟さんから注目校や昨年の入賞校などを教えていただき、すごく贅沢な解説付きで大会を拝見しました。それと同時に、大会の歴史や各校の特色なども知ることができ、大会を楽しまさせていただきました。

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書道パフォーマンス甲子園に期待することは?

 書道パフォーマンス甲子園の出場者全員の夢が、書道家になることはないと思います。一つのことに打ち込んで青春を謳歌し、高校生ならではの若々しさで一つのものを共有しながら、一つのゴールを目指す…。こういう経験は大人になって、社会に出てからはなかなかできないものだと思います。3年生の背中を見た後輩たちが、来年、再来年とこの場を目指してくれたら嬉しいですよね。どんな職業でも、社会に出ても、この経験は糧になると思います。このステキな大会が長く続いていくことを願いますね。

 僕もアーティストを長く続けていますが、書を書くことも表現の一つだとすると、その2つに共通することも多いと感じます。僕にとっても書を書く時間はとても大切な時間になっています。僕も微力ではありますが、青春・魂を込めて作った作品、そしてこの大会がもっと広がるよう活動したいなと思います。

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第17回書道パフォーマンス甲子園の結果などはこちら