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大会応援団のご紹介!【vol.1】
大会応援団をご紹介します!
こんにちは!
高校生運営チームSHiPs広報班です。
私たちは今回、明治20年創業、今年で137年目を迎えた川之江港湾運送さんを取材しました。
川之江港湾運送さんは令和4年第15回大会より毎年優勝校の写真をデザインしたラッピングトラックを運行するなど、大会を支えていただいています。今回は代表取締役社長である三宅正剛さんにお話を伺いました。
ラッピングトラックと書道パフォーマンス甲子園
関西を中心に、県内はもちろん四国や九州を走る川之江港湾運送さんのトラック。約13年前、そんなトラックに宣伝効果を見出し、地元の強みを全国に広めるラッピングトラックを企画しました。PRする題材を探しているとき、話題になっていたのが「書道パフォーマンス甲子園」。
長年温めてきた地元の強みを広めるラッピングトラック第1号は、長野県松本蟻ヶ崎高校が3連覇を果たした令和4年夏、書道パフォーマンス甲子園のラッピングトラックとしてお披露目となりました。
ラッピングトラックは、全長12メートル、総量なんと25トン。この大きなコンテナの背面の観音扉に優勝校の写真がラッピングされ、優勝校の副賞として贈られています。このラッピングのデザインは毎年変更され、いくつかの案から関係者を中心に最終的な案が決定されています。関西を中心に、四国中央市で作られた製品や紙を作るための薬品を運ぶこのトラック。時には書道半紙を運んだこともあったと言います。
ドライバーさんの声
このラッピングトラックのドライバーである細川さんによると、様々な場所で多くの人の目に留まるトラックに乗り始めた当初は、写真を撮られることも多く細川さん自身も「恥ずかしい」と感じていたそうです。しかし、徐々に書道パフォーマンスが有名になっていくにつれて、声をかけてくれることが「嬉しい」と感じるようになったと言います。
実際に優勝校にトラックで訪れた際には、生徒たちのパフォーマンス中の真剣な表情とは違い、とてもニコニコな笑顔を見て青春を感じ、このトラックに乗ってよかったと強く感じた、とラッピングトラックを運転するやりがいを語ってくださいました。
(上)長野県松本蟻ヶ崎高校訪問時の写真
(下)鳥取城北高校訪問時の写真
三宅社長の思い そしてこれから
様々なお話を聞かせていただく中で、三宅社長の「これからも会社としての社会意義を果たしつつ、町のために、従業員のために幸せで働きやすい環境をつくっていきたい」と話す姿が印象的でした。
書道パフォーマンス甲子園についても、「“甲子園”というからには、大会がもっと大きくなり、書道に携わる多くの生徒の皆さんの夢の舞台としてあり続けてほしい」と話す三宅社長。
川之江港湾運送さんの社訓である「挑戦と好奇心」。大会も更に成長し続け、全国の書道部の皆さんの憧れの舞台としてあり続けることを期待します。
7月に開催した第17回大会の優勝校のラッピングデザインは9月中に完成予定です。お楽しみに!!
○取材/記事
高校生運営チームShips広報班 佐藤 宮崎 大塚