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城山公園 足摺岬の紹介
尾藤二洲(びとうじしゅう)顕彰碑(けんしょうひ)
尾藤二洲顕彰碑は、百年祭典会の記念事業として、城山公園の足摺岬(あしずりみさき)に建立することとなりました。
工事は、今から100年以上前の大正4年(1915年)に着手しました。碑の拝石はここから南へ約3km先の金生町下分にある国指定史跡「宇摩向山古墳」から転用しました。
当時は川之江町を横断していた金生川を使い運搬し、城山の麓にある鉄砲町から運びました。また、台石はここから東へ約1km川之江町塩谷から採取して海辺に出し、四斗樽数個を利用し海に浮かべ船で大江(足摺岬の麓)まで引き、陸にあげて現場に運び、大正5年(1916年)に建立しました。
お問い合わせ先:文化・スポーツ振興課 文化財係 電話 0896-28-6043(執務時間中のみ)
尾藤二洲(1747年~1813年)
四国中央市川之江町出身の儒学者で、寛政の三博士と称される。
尾藤二洲 肖像画 画:大西黙堂(大正元年)
尾藤二洲顕彰碑(大正時代)
尾藤二洲顕彰碑(現在)
展望台
眼下に燧灘(ひうちなだ)が広がり、浜風(北風)が心地よく吹いています。
足摺岬展望台(昭和29(1954)年)
足摺岬展望台(現在)
城山海岸(昭和29(1954)年)
城山海岸(現在)
河東碧梧桐の句碑
愛媛県の俳人、河東碧梧桐が明治43年7月に川之江に訪れた際に詠まれたもの
釣舟見れば鱚(キス)のつりたく波足洗ふ
河東碧梧桐<外部リンク>(近代日本人の肖像:国立国会図書館)