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第18回演技順20 上宮高等学校
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【感想】
上宮が3大会ぶりに夢の舞台へ戻って来られたこと、とても光栄に思います。私は「書」との出逢いで、人生が変わりました。高校に入り、書道パフォーマンス部に入部してから、甲子園での優勝を目標に走り続けてきました。目標を実現することはできませんでしたが、息をするように筆を執り、青春を捧げ、汗と涙と墨にまみれてきた私たちの愛が皆さんに届いていれば幸いです。私の人生を変え、最高の仲間とこの競技と、そしてこの素晴らしい大会と出逢わせてくれた、愛する「書」がこれからも世界へ未来へと続いていくことを願っています。これまで支えてくださった皆様、大会運営に携わったすべての皆様、本当にありがとうございました。
【作品紹介】
テーマは「人生を変えた出逢い」です。私たちは沢山の出逢いを経て、書と巡り合い、書に青春を捧げてきました。作品では、孫過庭の「書譜」に書かれた書論にならって、上宮流の書論を展開します。背景には、書譜にも押されている所蔵印をイメージし、書の魅力に関するはんこを押します。紙面には書への想いと未来への希望を書き連ね、パフォーマンスでも書に沼る私たちの狂気的な愛をありのまま表現しました。