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EXPO大会 開会式
書道パフォーマンス甲子園「はじまりと未来」
書道パフォーマンス甲子園 in EXPOのテーマは「地域社会と私たちの未来”Our Community and Future”」。EXPO大会の開催を記念して、第1回書道パフォーマンス甲子園に選手として出場した白井千尋さんが、大会がはじまった経緯や当時の思いを振り返り、開会を宣言しました。
「書道でまちを元気にしたい」
愛媛県立三島高校書道部の先輩方の、そんな思いから始まった書道パフォーマンス。
大きな紙と大きな筆を使い、音楽に合わせて観客を魅了する。
書道の概念を大きく変える取り組みでした。
私は、17年前、第1回書道パフォーマンス甲子園に
三島高校の選手として出場した白井千尋と申します。
書道パフォーマンスをもっと多くの人に広めたいと言う強い気持ちと同時に
先輩方の思いを受け継ぐ責任を感じながら出場したあの夏。
当時の会場は、愛媛県四国中央市の商店街の一角。
参加校は3校、観覧者は300人の小さなイベントでした。
7月に開催された第18回大会は、予選に104校が参加し、
全国から約5,000人もの観覧者が四国中央市を訪れ、選手の演技を見守りました。
高校生の思いから始まった小さなイベントは、
市民、企業、行政がひとつになって応援することで
高校書道部の夢の舞台へと成長しました。
そして今日。大阪・関西万博という素晴らしい舞台で大会が開催されるとは、
17年前のあの夏、あの場所にいた誰も想像できなかったのではないでしょうか。
今日は、高校生が躍動する書道パフォーマンスが世界へ発信される、
記念すべき瞬間を皆さんと一緒に心から楽しみたいと思います。
2025年8月21日が、ここにいる皆さんにとって特別な1日となりますように。
それでは、書道パフォーマンス甲子園in EXPO 開幕です!


選手入場
入場曲はTRFの「BOY MEETS GIRL」。愛媛県立三島高等学校を先頭に、演技順に全6校が入場しました。各校の紹介は、第18回書道パフォーマンス甲子園の開会式でも司会を務めた、高校生運営チームSHiPs式典班の石村結さん(川之江高校3年)が担当しました。



審査員の方々
一度きりの特別な大会を審査員として彩ってくださったのは、書道・芸術・エンターテイメントなどさまざまな分野で活躍する5名のみなさんです。

(左から、青柳美扇さん、EXILE TAKAHIROさん、中山秀征さん、DJ KOOさん、紫舟さん)
選手宣誓
選手を代表して、長野県松本蟻ケ崎高等学校(3年)和田清花さんが、英語やフランス語など世界各国の挨拶をまじえたEXPO大会ならではの選手宣誓を行いました。


司会進行
総合司会はABCテレビ(朝日放送)の小西陸斗アナウンサー・増田沙織アナウンサー。解説は第18回書道パフォーマンス甲子園の審査員長も務めていただいた青山浩之先生に担当していただきました。







