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高血圧ゼロのしこちゅ~まちづくりプロジェクト
四国中央市の現状
現在、日本人の約3人に1人が高血圧であると言われており、愛媛県は血圧が全国で8番目に高くなっています(平成27年度 厚生労働省Ndbオープンデータより)。また健診・医療・介護データの分析により、四国中央市は男女ともに高血圧の人が多いことがわかりました。
四国中央市の健康課題として、「高血圧」対策の必要性が明らかになったことから、『高血圧ゼロのしこちゅ~まちづくりプロジェクト』が発足しました。自分自身の健康のため、家族の健康のため、高血圧予防に取り組みましょう!
高血圧とは?
血圧とは、心臓が全身に血液を送り出す時や心臓に戻るときに血液が血管の壁を押す力のことです。高血圧とは、血管の中を流れる血液の圧力が強くなり続けている状態です。高血圧は自覚症状がなく、放置していると脳梗塞や脳出血、腎臓病などにつながります。
四国中央市の取り組み【3本柱】
四国中央市では、高血圧対策として3本柱を設定し、市民の皆様の健康づくりを進めています。
1.減塩の推進
高血圧の最大の原因は、塩分の摂り過ぎと言われています。塩分をたくさん摂ると、体内のバランスを保つために体は水分を求めます。水をたくさん飲むと、血液量が増えるため、血圧が上がります。高血圧を予防するためには、食塩の摂取量を適切な量に抑えることが大切です。
【推奨される1日の塩分摂取量(2020年日本人の食事摂取基準より)】
●成人男性…7.5g未満
●成人女性…6.5g未満
『四国中央市高血圧予防8か条』の推進
四国中央市では、高血圧予防を身近に、覚えやすいように「しこくちゅうおう」の言葉に沿って高血圧予防8か条を作成しました。覚えて高血圧予防に努めましょう。
『減塩』のポイント
他にも、減塩調味料を使用することで簡単に減塩ができます。自分に合った方法で減塩に取り組んでみましょう。
『減塩ラベル』の配布
減塩ラベルは耐水性のシールで、塩の容器などに貼っていただくことが可能です。目につくところに貼っていただき、生活の中で減塩を意識しましょう。
配布場所:四国中央市役所 保健推進課(四国中央市保健センター)
『減塩レシピ』のご紹介
四国中央市食生活改善推進員に協力いただき、減塩レシピを作成しました。市公式Youtube、四国中央テレビでも放送中です。また、市内スーパーや公民館、図書館でもご覧いただけます。ぜひ、お試しください。
令和3年度『減塩レシピ』のご紹介
令和4年度『減塩レシピ』のご紹介
令和5年度『減塩レシピ』のご紹介
市内店舗・施設への設置
~市内で多くのスーパーや公共施設に設置のご協力をいただいております~
ハローズ三島店 フジ三島店 木村チェーン三島店
ジャジャうま市 ハローズ川之江店 木村チェーン川之江店
バリュー川之江店 フジ四国中央店 フジ川之江店
おいでや市 マルナカ土居店 ハローズ土居店
コープ土居店 JA東予園芸 あいあい北野
コンビニエンスストアやまうち 市内各公民館
(敬称略)
●減塩レシピの設置にご協力いただける店舗の方がおられましたら、保健センターまでご連絡ください!
『まちづくり出前講座』のご紹介
市ではまちづくり出前講座を実施しています。この機会に四国中央市に多い高血圧の予防について、学んでみませんか?
詳しくはこちらをご覧ください。
『塩分濃度計』の貸出
市民の皆さんがご家庭の汁物の塩分濃度を測定できる『塩分濃度計』の貸出を行っています。四国中央市保健センター、保健推進課の窓口(川之江、土居)の3か所で貸出を行っています。ご家庭の汁物の塩分がどのくらいなのか、測定してみませんか?
2.健診の推奨
ご自身の健康の異常を早期発見し、早めに治療することが重要です。まずは年に1回の健診受診をお勧めします。また、異常が見つかった時には、症状がないからといって放置せず、早めに医療機関を受診することをお勧めします。
四国中央市では、毎年集団健診(検診)を実施しています。詳しくはこちらをご覧ください。
3.血圧測定の推奨
いつもの血圧がどれくらいかご存じですか?普段から血圧を測定する習慣を身につけることが大切です。血圧は常に変動しており、季節や気温、時間にも影響されるため、毎日一定の時間に同じ環境で測定することが重要です。
血圧手帳(第3版)できました!
血圧を測定した後は、記録をしましょう。
印刷の際は
「両面印刷」「短辺に綴じる」を選択してください。
血圧手帳第3版(フルバージョン) [PDFファイル/2.1MB]
血圧手帳第3版(表紙のみ) [PDFファイル/500KB]
血圧手帳第3版(記録用紙のみ) [PDFファイル/281KB]
配布場所
・四国中央市保健センター
・保健推進課窓口(川之江・土居)
・各公民館
・血圧手帳(初版)をお持ちの方へ
P3の数値に誤りがありましたので修正お願いいたします。
該当箇所 | 誤 | 正 |
---|---|---|
診察室血圧 |
140/90mmHg未満 (忍容性があれば130/80mmHg未満) |
130/80mmHg未満 |
家庭血圧 |
140/90mmHg未満 |
125/75mmHg未満 |